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番号・名称 年 代   構造等
017 移情閣 大正4年(1915年)
平成12年(2000)移築
木骨コンクリートブロック造、八角三階建、正面玄関ポーチ付、側面階段室付、スレート葺及び銅板葺、建築面積105.7㎡
特徴等
移情閣は、神戸を中心に活躍した華僑の呉錦堂が別荘の一部として大正4年(1915)に建設した建物である。孫文は生前数回ここを訪れており、昭和57年(1982)に神戸華僑総会から兵庫県が寄贈を受け、改修後孫文を顕彰する記念館として一般公開された。その後明石海峡大橋の建設に伴い、約200m西南の現在地に移築された。建物は八角形平面の三階建で、スレート葺及び銅板葺、総高は約24mである。 正面に玄関ポーチを付け、側面に階段室を設けている。構造は木造軸組に、外壁としてコンクリートブロックを軒裏まで積み上げる。西側には付属屋が隣接して建っており、一体となって舞子公園を訪れる人々にその瀟洒な姿を見せている。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-3-28
移情閣 (撮影:2010-3)
    兵庫県の重要文化財建造物     2018-2-1 現在